令和5年4月27日、「相続土地国庫帰属制度」がスタートすることをご存じでしょうか?
法務省のでは「相続した土地を国が引き取る制度がスタートします!」と大きくアピールされています。
不動産は高い金額で取引されるものばかりではありません。
需要が少ないため売却が難しく、固定資産税や管理費ばかりが所有者の負担となり、「負動産」などと揶揄される物件がたくさんあります。
法務省の調査によれば、土地を所有する世帯のうち土地を国庫に帰属させる制度の利用を希望する世帯の割合は約20%とされています。
相続土地国庫帰属の手続は、「相続又は遺贈により土地を取得した者からの承認申請」→「法務大臣による要件審査・承認」→「申請者が年分の土地管理費相当額の負担金を納付」→「国庫帰属」、という流れで進みます。
「売買や贈与で取得した方」
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