両親の財産相続が、自分自身の対策を考える契機に
司会: 本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございました。今回のテーマは、「低層賃貸住宅で差をつける!土地の活用術公開」とのことで、山本聡平先生より最新の競争力のある賃貸住宅について紹介していただきました。ガレージハウスや女性目線で考える収納スペースの多い建物などありましたが、今回のお話を聞いてどのような感想を持ちましたか?
岡本公男様: 1つのセミナーの中で、複数の不動産施工会社の事例を知ることができ、勉強になりました。検討段階ではありますが、自分の目線にあった建物があれば購入したいと思っています。
司会: 岡本さんは、二代目元大手銀行員の大家さんで、再建築不可の建物や戸建てといった中古物件の再生案件が得意な印象を持ってい るのですが、今回新築物件を購入したいと思ったのはなぜですか?
岡本様: 私は4人兄弟の長男なのですが、父が15年前に、母が2年前に他界し相続が発生しました。生前から相続対策をしており、私が所有者となった賃貸住宅の賃料は兄弟間で按分し10年間支払うことにしました。その経験も踏まえ、今度は私自身の相続税対策として、長期間保有ができる品質のよい不動産を子どもたちに遺してあげたいと思ったからです。
司会: とても素晴らしい心がけですね。野口さんは、セミナーを聴講していかがでしたか?
野口克美様: 私の実家は築70年以上の建物で、広大な農地の中にあります。跡を継ぐ立場で、新しく道路ができる関係から、何か土地の有効活用ができないかと思い、参加させていただきました。入居者さんに“農業ができる”という付加価値をつけた賃貸住宅を建てるのもおもしろいのではと思いました。
司会: なるほど。野菜が作れる賃貸住宅に住みたいという若いご夫婦など、需要はありそうですよね。
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