【豪州不動産事情】9. オーストラリアの物件に投資するタイミングについて

なかなか休みが取れない投資家の皆様、たまには息抜きが必要でしょう。そこで社員には「不動産の視察にオーストラリアへ行かなきゃ。仕事なんだよ、ふぅ・・・」と言い残してオーストラリアへひとっ飛びはいかがでしょう? 青い海、青い空、綺麗な町並み・・・生き返りますよ(クックック笑)。

よく「ゴールドコーストでお勧めの宿はありますか?」と聞かれます。ズバリ、コンドミニアム Soul(ソウル)です。韓国の首都ではありません、「魂」です(笑)。私が持っている部屋とは同じ道沿いのライバルなのですが、悔しいけど Soulの勝ち。

< 砂浜から見上げるSoulと、そのプール>

何しろ「海の真ん前」「町のド真ん中」「まだ新しい」「1階がレストランと商店街」「屋外プールがオーシャンビュー&立派な室内プール」「フィットネスジムが充実」とカンペキ。宿泊費が1泊1室400ドル~とやや高めな事を除けば満点の施設です。

そしてもう一軒。もし滞在が現地の夏で、小学生までのお子様がご一緒なら「シーワールド・リゾート」をお勧めします。決して高級ではありませんが、中庭が水のテーマパークみたいになっていますので、お子様が大喜びする事でしょう。一日遊べるシーワールドにも隣接しているので楽しい滞在に。ここでこだわりたいのが、部屋からの眺望。少し追加料金を出してでもブロードウォーターと呼ばれる内海を臨める部屋が絶対お勧め。

ゴールドコーストの海岸は東を向いているので、Soulを含めて海沿いの宿泊施設から見られるのはサンライズ。しかしこのシーワールド・リゾートは西を向いているので内海越しに沈む真っ赤なサンセットを楽しめます。ただ夏だけお勧めなのには理由があります。ズバリ、プールの水が冷たいんです! 一部温水もありますが、水遊びを充分に楽しめないので(笑)。もし春・秋・冬の滞在ならパラッツオ・ヴェルサーチかシェラトンミラージュに泊まれば、賑やかな町の中とは違う、もう一つの魅力を楽しめる事でしょう。初めて訪れる方ならこれらを組み合わせて< 海沿い2泊+内海沿い2泊> が理想的ですね。

さて今日はオーストラリアで投資物件をお得に買うタイミングの話。とにかく円高(=豪ドル安)の時を狙いましょう! 近年、普段は1豪ドル=75円前後なのですが、時々大きく動きます。私が 2000年に日本から豪州へ送金した時は1豪ドル=59円という事がありました。また2020年3月に瞬間風速的に 1豪ドル=60円になったので、その日のうちに少し両替しておきました。その後 8月末には1豪ドル=78円になりましたので、数か月で3割も価値が増えた事になります。まあ日本円に戻さないので「儲かった」とはまだ言えないのですが。

逆に現地の銀行に預金している豪ドルを日本に送金するなら、なるべく豪ドルが高くて円安の時が良いと言えます。過去には1豪ドル=104円で日本に預金を戻した事もあって、かなり得した気分を味わいました。

このようにオーストラリアに投資するにはタイミングがあります。円高の時に投資して、円安の時に収入の一部でも豪ドルから円に戻せれば、効率の良い資金運用になります。 そもそも私は「幾ら儲かったか?」という数字にはあまり興味が無く、いい時に投資して高い効率で運用している事を日々嬉しく思うタイプ。結果も大事ですが、<気分の良い投資>を心掛けるのも考え方の一つです。

為替には波があります。ゴールドコーストの海岸でサーフィンを楽しむように、無理をしないで良い波が来るタイミングをしっかり待ちましょう。

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