エントランスに置いたチョークボードが入居の決め手に

エントランスに置いたチョークボードが入居の決め手に

クリスマスにはお菓子を添えてメッセージを描きました

皆さん、こんにちは。 福岡で「大家業は人生貢献業!」をモットーに不動産賃貸業を営んで いる中西と申します。

私が所有している物件は築古のものばかり。新築や築浅の物件と競合していく中で私が心掛けているのは、「築年数を超える付加価値の創造」です。築年数を若返らせることは出来ません。大規模修繕工事には、莫大なコストが掛かります。そんな中、古い物件の運営で大事なのは築年数以上の付加価値を見出すことではないでしょうか。 

そのような観点から、私は様々な取組みをしているのですが、今回は物件のエントランスに設置しているチョークボード(黒板) をご紹介させて頂きます。

このチョークボードはIKEAで購入した安価なものですが、設置してから3年半が過ぎ、今ではエントランスの顔として入居者の方々との有効なコミュニケーションツールとなっています。チョークボードの更新は不定期ですが、一つだけ絶対ルールを決めていて、それは毎月一日の午前中には必ず更新されていること。つまり、最低でも月に一度は更新されているということです。チョークボードを描いている時間は孤独で作業も地味です。これを描いたからといって家賃や入居率に即反映されるものでもありません。それでも私は心を込めて描き続けてきました。すると、小学生の女の子から毎朝このボードを見て元気をもらっているという声や、毎回の更新を楽しみ にしているという声が入居者の方から頂けるようになってきたのです。 

そしてついには昨年の4月、新築物件と比較した末にご入居されてきた方がいらっしゃったのですが、その方に入居の決め手を聞いたところ、何とこのチョークボードだと仰られたのです!

「こんなボードが設置されている物件は見たことがない。このような気遣いをされる大家さんの物件だったら間違いないよね」とご家族で話して決められたそうです。このボードを設置している物件は、築30年。まさに築年数を超える付加価値の創造です!これは本当に感激した出来事でした。 

2019年の元旦もチョークボードの更新から始まりました

大家業は孤独で地味な作業ばかりで、費用対効果も計りづらいケースが少なくありません。それでもコツコツと続けていけば、やがてそれが付加価値の創造になるのですね。

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